どのようにjcss校正を行えば良いのかお教えします

jcss校正

jcss校正とは、Japan Calibration Service System の略称で、計量法トレーサビリティ制度を計量法に基づいて表しています。Jcssは『計量標準供給制度』と『校正事業者登録制度』から成っていて、後者については平成5年頃から校正事業者認定制度としてきましたが、平成17年からは制度が変更になり、校正事業者登録制度として現在は運営されています。校正事業者登録制度とは、校正事業者を対象に据えた制度で、「計量法関係法規及びISO/IEC17025」の求めている事項に合致しているかどうかを登録基準に採用しています。登録のための審査は事業所からの申請に基づいて、事業者が運営している品質システムは適切な状態であるのか、jcss校正方法や設備などが校正実施する上で適切かどうかなどの観点から行われます。

jcss校正でjcssが提供する国家標準器とは

jcss校正で登録された校正事業者は、その証明として標章のついた校正証明書を発行できます。jcssが提供する国家標準器には様々なものがあります。協定世界時に同期した長さ、日本国キログラム原器の質量、協定世界時に同期した時間、温度定点群実現装置の温度、単色平行光発生装置や比較受光器などの光、角度、体積、流量や流速、レーザー干渉式振動測定装置の振動加速度、ジョセフソン効果電圧測定装置やキャパシタンス測定装置の電気、単結晶シリコン球体の密度や屈折率、実荷重式、こうかん式の力、圧力、トルク標準機群のトルク、その他にも粘土や熱量、熱伝導率、音響・超音波、ロックウェル硬さ標準機・ビッカース硬さ標準機の硬さや衝撃値、湿度などがあります。これらの測定器の校正を依頼して、通ればjcss校正証明書を得ることができます。

jcss校正の行い方と計量検定との違い

jcss校正は、計量法校正事業者登録制度の登録事業者として、国際規格に基づいて標準器や計測器などの校正業務を行います。国際MRA対応認定事業者のJEMICは、JEMICが発行している認定シンボル付きの校正証明書は、ILACという国際試験所認定協力機構に参画する全ての地域や指定の国で相互受け入れ可能という状態です。jcss認定シンボル付校正証明書は、試験所及び校正機関で導入されている国際規格の「ISO/IEC 17025」を始め、品質システムを管理するための国際規格、自動車業界で使用される品質システムなど要求に応じた規格で対応できます。都道府県の地方自治体行政が管轄して行っている計量検定では、 ISOに 準拠したトレーサビリティを保証するのは計量検定所にとっては管轄外で、計量検定をしても jcssの校正証明書の発行が不可能です。